茄子薬(読み)なすびぐすり

精選版 日本国語大辞典 「茄子薬」の意味・読み・例文・類語

なすび‐ぐすり【茄子薬】

〘名〙 いぼ・ほくろ・なまず・しらくも・わきがなどにきくという民間薬。夏、江戸で売り歩いた。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「『おれがいつ狐臭(わきが)がある〈略〉』『茄子薬(ナスビグスリ)を附けたじゃアねへか』」

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