茂木重次郎(読み)もてき じゅうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「茂木重次郎」の解説

茂木重次郎 もてき-じゅうじろう

1859-1932 明治-大正時代の化学技術者。
安政6年2月生まれ。開成学校でまなぶ。兄春太とともに亜鉛華塗料の製造を研究し,明治14年わが国初の洋式塗料工場光明社(現日本ペイント)を設立した。昭和7年3月死去。74歳。大和(奈良県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の茂木重次郎の言及

【塗料】より

…一方,需要は建物,道路車両,船舶,金属製品などが多い。日本の塗料工業は1881年,茂木重次郎(1859‐1932)が東京芝で創業した光明社共同組合に始まる。産業の特徴としては,多品種少量生産の典型であり,中小企業が乱立している。…

※「茂木重次郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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