苗打(読み)なえうち

精選版 日本国語大辞典 「苗打」の意味・読み・例文・類語

なえ‐うち なへ‥【苗打】

〘名〙 田植の時、適当な間隔で苗束を投げ込んで配置すること。また、田植をしている人に苗束を投げて配ること。また、その役。早苗打(さなえうち)。《季・夏》
※俳諧・小弓俳諧集(1699)夏「苗打や先は旦那を泥にせむ〈汲水〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android