芳問(読み)ほうもん

精選版 日本国語大辞典 「芳問」の意味・読み・例文・類語

ほう‐もん ハウ‥【芳問】

〘名〙 相手を敬って、その人から問われること、また、訪問されることをいう語。
庭訓往来(1394‐1428頃)「依指事常不申通、疎略之至驚入候之処、芳問之条、珍重々々」
地蔵菩薩霊験記(16C後)一三「此日月の芳問の故ながらへまじきを角まで存侍る」

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