花輪莞爾(読み)はなわ かんじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花輪莞爾」の解説

花輪莞爾 はなわ-かんじ

1936- 昭和後期-平成時代のフランス文学者,小説家
昭和11年1月6日生まれ。昭和45年国学院大教授。19世紀のフランス文学や童話を翻訳するほか,小説もかき,46年「渋面の祭」が芥川賞候補となる。東京出身。東大卒。作品に「埋もれた時」「悪夢百一夜」「猫はほんとうに化けるのか」,訳書ボワイエ「禁じられた遊び」,「ランボー全集」(共訳)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android