花梨・花櫚・果李(読み)かりん

精選版 日本国語大辞典 「花梨・花櫚・果李」の意味・読み・例文・類語

か‐りん クヮ‥【花梨・花櫚・果李】

〘名〙 マメ科シタン属の高木の材のうち紅色から淡紅褐色のものの総称ミャンマータイに産するオオミカリンや、マレーシアのインドカリンが主な樹種。材は美しく、密だが、唐木類のうちではやや柔軟で細工しやすいので、主に家具材や彫刻材に用いられる。かりんぼく。〔庭訓往来(1394‐1428頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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