花城村跡遺跡(読み)はなすくむらあといせき

日本歴史地名大系 「花城村跡遺跡」の解説

花城村跡遺跡
はなすくむらあといせき

[現在地名]竹富町竹富

島の中央部からやや東に形成された一四―一五世紀の集落遺跡八重山の古琉球村落では最大規模。北側の崖を背にして立地し、幅二―三メートル、高さ二メートル前後の野面積みの高い石垣で囲まれた数十もの屋敷が蜂の巣状に凝集した独特な形態をとる。屋敷の中には貝塚が形成されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android