芥子玉(読み)ケシダマ

デジタル大辞泉 「芥子玉」の意味・読み・例文・類語

けし‐だま【×芥子玉】

芥子粒のような細かい玉を散らした模様浴衣や手ぬぐいなどの染め模様にする。けしあられ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「芥子玉」の意味・読み・例文・類語

けし‐だま【芥子玉】

〘名〙
① 芥子粒のような細かい玉をちりばめたような模様。また、その絞染豆絞りよりさらに細かく、手拭ゆかたなどの染模様にする。芥子霰(けしあられ)。芥子絞り。芥子玉絞り。
洒落本・婦身嘘(1820)昼遊の部「けしたまの手ぬくいこしにちょいとはさみて」
② 「つゆ(露)」の異称

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