色で見わける栄養分(読み)いろでみわけるえいようぶん

食の医学館 「色で見わける栄養分」の解説

いろでみわけるえいようぶん【色で見わける栄養分】

野菜はじつに色とりどりですが、色によってある程度栄養分が判別できます。
 赤はビタミンB12鉄分、黄色は食物繊維やカロテン類、緑はミネラルやビタミンCを豊富に含んでいます。
 これらの色を目安に、自分の体調に合わせて食材を選びましょう。
・鉄分豊富な赤い食べもの
 トマト、ビート、ハツカダイコントウガラシブドウなど、赤色の食べものは貧血予防に効果的な鉄分がたっぷり。
・黄色の食べものには繊維
 黄色い食べものには腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にする成分が含まれています。麦、トウモロコシパインアップル、バナナ、レモン、カボチャなど。
・肌のみずみずしさを保つ緑色
 ミネラル、ビタミンが豊富な緑の野菜。肌を美しく保ち、ストレスを解消。ホウレンソウブロッコリーグリンピースパセリコマツナアスパラガスなど。
紫色は体力回復に
 紫色の食べものにはアントシアニン類が豊富で、抗酸化作用があります。病中病後の体力回復に。ナス、ブルーベリーキイチゴなど。

出典 小学館食の医学館について 情報

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