艱深(読み)かんしん

精選版 日本国語大辞典 「艱深」の意味・読み・例文・類語

かん‐しん【艱深】

〘形動〙 文意思想などが、意味が深くて理解しがたいこと。
童子問(1707)上「後世儒者之解易春秋、其説奇古艱深、不於人倫日用者、蓋以此也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「艱深」の読み・字形・画数・意味

【艱深】かんしん

詩文表現深奥で、難解であること。〔東観余論、下〕柳柳州(宗元)~獨り能く天對を作る。~深宏異、析理なり。~庶(ねが)はくは覽る瑩然(えいぜん)として、子厚のの、(いやし)くも艱深を爲さざるを知らんことを。

字通「艱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android