良松寺(読み)りようしようじ

日本歴史地名大系 「良松寺」の解説

良松寺
りようしようじ

[現在地名]牟礼村大字黒川字浦山

現長野市長沼津野の妙笑ながぬまつののみようしよう寺末寺、曹洞宗本尊釈迦如来

寺伝によれば、当寺創立の由来は、往古室飯(現牟礼)の城主島津越前守の臣下某が僧となり、永禄一〇年(一五六七)再び当所に戻り、室飯村古屋敷ふるやしきに草庵を結び住居したが、元亀三年(一五七二)草庵を黒川へ移住し、天正九年(一五八一)没し、法名を宝山栄鑑案主と号した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報