艮耕地A遺跡(読み)こんこうちAいせき

日本歴史地名大系 「艮耕地A遺跡」の解説

艮耕地A遺跡
こんこうちAいせき

[現在地名]郡山市田村町上行合

阿武隈川と谷田やた川とが合流する地点の南側約一・四キロほどの氾濫原上に所在。昭和五九年(一九八四)に国営農地開発事業に伴い発掘調査が行われ、掘立柱建物跡三棟・竪穴遺構三基・井戸跡七基・土坑二七基・溝跡一四条・柱穴状小ピット八三〇基が検出され、土師質土器小皿・木製品(下駄・斎串・曲物底板)砥石陶器弥生土器須恵器などが出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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