船立御嶽(読み)ふなだていうたき

日本歴史地名大系 「船立御嶽」の解説

船立御嶽
ふなだていうたき

[現在地名]平良市西仲宗根

平良市街の住宅地内にある。船立堂とも。方音ではフナダティ。現在の御嶽区域は約六〇〇平方メートルで、御嶽の後方は小公園。域内の深奥部にコンクリート製の屋形の祠があり、その前にコンクリート造の香炉が階段状に置かれている。その前方に灯籠が一対置かれ、神社・拝所風に整備されている(平良市史)祭神は「琉球国由来記」(東仲宗根村)では「男女神。カネトノ、シラコニヤジツカサ」(御嶽由来記では女神を「しらこにやすつかさ」とする)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android