舎人娘子(読み)とねりの おとめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「舎人娘子」の解説

舎人娘子 とねりの-おとめ

?-? 飛鳥(あすか)時代女官
持統上皇につかえる。大宝2年(702)上皇の参(三)河(愛知県)行幸にしたがってよんだ歌のほか,舎人親王との贈答歌など3首が「万葉集」にある。娘子は「いらつめ」ともよむ。
格言など】丈夫(ますらを)の得物矢(さつや)手挿(たはさ)み立ち向ひ射る円方(まとかた)は見るに清潔(さや)けし(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android