(読み)かく

精選版 日本国語大辞典 「舁」の意味・読み・例文・類語

か・く【舁】

〘他カ四〙
① 物を肩にのせて運ぶ。かつぐ。になう。
※延喜十三年亭子院歌合(913)「方の宮たちみな装束めでたくして洲浜奉る。大夫四人かけり」
大鏡(12C前)四「車さしよせつつ、人にかかれて乗り給ふをぞ」
② 欺く。だます。かつぐ。
洒落本・面美多勤身(1790‐91頃)「くがいの身だから、〈略〉かいてみたりする事もありやす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android