臼別温泉(読み)うすべつおんせん

日本歴史地名大系 「臼別温泉」の解説

臼別温泉
うすべつおんせん

[現在地名]久遠郡大成町字平浜

臼別川中流、まる山の南麓にある。菅江真澄が一七八九年(寛政元年)ヒラタナヰ(平田内)から「河辺つたひに木賊原をわけ」「ウシヂリといふ山奥の温泉」に行ったのが、当温泉とみられる。二里ほどの山中に「太谷のそこをながるゝ滝川に、たぎりまじりて涌いづる湯あり(中略)あつさ身にしみわたる湯あり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android