自照(読み)ジショウ

デジタル大辞泉 「自照」の意味・読み・例文・類語

じ‐しょう〔‐セウ〕【自照】

[名](スル)自分自身をかえりみて深く観察すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自照」の意味・読み・例文・類語

じ‐しょう ‥セウ【自照】

〘名〙
① (━する) 自分で光を発すること。
暦象新書(1798‐1802)上「緯星も自照すること能はずして、皆日光を借れり」 〔司馬相如‐長門賦〕
② (━する) おのずから明らかになること。自然にはっきりと現われ出ること。
正法眼蔵(1231‐53)坐禅箴「しかあるに自妙なり、自照なり」
昆虫ほたる(蛍)」の異名。〔傅咸‐蛍火賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android