デジタル大辞泉
「自然の数」の意味・読み・例文・類語
しぜん‐の‐すう【自然の数】
自然の運命。自然のなりゆき。
「上役たちが頭から彼を相手にしないのは、寧ろ―である」〈芥川・芋粥〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しぜん【自然】 の 数(すう)
人の力では企て及ぶことのできないこと。自然の運命。自然のなりゆき。
※
虞美人草(1907)〈
夏目漱石〉
一二「小野さんが〈略〉藤尾に頼たくなるのは自然
(シゼン)の数
(スウ)である」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報