自余・爾余(読み)じよ

精選版 日本国語大辞典 「自余・爾余」の意味・読み・例文・類語

じ‐よ【自余・爾余】

〘名〙 それよりほか。それ以外。そのほか。
田氏家集(892頃)中・対竹自伴「静地閑居伴竹林自余人事不相侵
太平記(14C後)八「我と思はん武士共、よれや打物して、自余(ジヨ)の輩に見物せさせん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android