デジタル大辞泉
「腰文」の意味・読み・例文・類語
こし‐ぶみ【腰文】
書状の包み紙の端を上から中ほどまで細く切って、ひものようにしたものを巻いて帯封とし、先を挟んで墨で封じ目をつけたもの。封じ目が包み紙の腰の辺りにあるのでいう。腰状。切り封。切り封じ。
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こし‐ぶみ【腰文】
〘名〙 (帯封が
封書の腰のあたりにあるところからいう) 書状の封じ方の
一つ。書状の上包の端を縦に
途中まで細く裂き、これを巻いて帯封とし、先をはさんでその上に墨で封じ目を付けたもの。
切封。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
腰文
こしぶみ
古代,中世の書状で本紙,または礼紙 (らいし) の端を,縦になかばまで細く紐状に切り,これで書状を巻いて余りをはさんで封じ目をしたもの。
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