胴試(読み)どうだめし

精選版 日本国語大辞典 「胴試」の意味・読み・例文・類語

どう‐だめし【胴試】

〘名〙
刀剣切れ味をためすために、罪人などの胴を切ること。
葉隠(1716頃)四「『何が切れ申哉』と被仰候に付、『胴例しなど仕候ても無類に候し』と挨拶候」
② 胆だめしのこと。
※浄瑠璃・道中亀山噺(1778)二「其処が孰もの胴試(ドウタメ)し、イザ奥座敷で徐々と百物語お始め為され」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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