胡椒丸飲み(読み)こしょうまるのみ

精選版 日本国語大辞典 「胡椒丸飲み」の意味・読み・例文・類語

こしょう【胡椒】 丸飲(まるの)

かみくだいてこそわかるせっかくの胡椒の味も、まる飲みにしてはわからないの意。転じて、表面だけ見て、真実の意味を理解しないことのたとえ。
狂歌吾吟我集(1649)七「口ふりをいかにととへど唐物をえしらぬ人や故桝まるのみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android