デジタル大辞泉
「胎卵湿化」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
たい‐らん‐しっ‐け【胎卵湿化】
〘名〙 仏語。あらゆる
生物。胎生、卵生、湿生、化生の四生をいう。胎は
母胎より生まれる人間や
獣類、卵は卵から生まれる
鳥類など、湿は
湿気から生まれる
虫類など、化はそのものの業
(ごう)によって生まれる天や
地獄などの生きもの。
※本朝文粋(1060頃)一三〈
慶滋保胤〉「飛沉伏走之群。胎卵湿化之類」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報