肝膾を作る（読み）キモナマスヲツクル

デジタル大辞泉「肝膾を作る」の意味・読み・例文・類語

《内臓を切り刻むほどの思いをする意》非常に心配する。気をもむ。
「―・り、かたづを飲める者もあり」〈盛衰記・四二〉

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(内臓を切り刻むほどの思いをする意) ひどく心配する。心痛する。気をもむ。

※源平盛衰記（１４Ｃ前）四二「此の扇誰れか射よと仰せられんと、肝膾(キモナマス)を作り、難唾(かたづ)を飲まる者もあり」

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