聞誤(読み)ききあやまり

精選版 日本国語大辞典 「聞誤」の意味・読み・例文・類語

きき‐あやまり【聞誤】

〘名〙 誤った聞きとりかた。聞きちがい。誤聞
太平記(14C後)一七「義貞、さる事や有るべき。御使の聞誤(キキアヤマリ)にてぞ有らんとて」

きき‐あやま・る【聞誤】

〘他ラ五(四)〙 事実をまちがって聞く。聞きちがえる。聞きそこなう。
※今鏡(1170)七「金葉集には、ききあやまりたるにや、書きたがへられてぞ侍るなる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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