聞留(読み)ききとめる

精選版 日本国語大辞典 「聞留」の意味・読み・例文・類語

きき‐と・める【聞留】

〘他マ下一〙 ききと・む 〘他マ下二〙 =ききとどむ(聞留)
※能因本枕(10C終)一六六「あなあやし。いかなる事をか聞えつる。さらにききとめ給事なしなど言ふ」

きき‐とど・む【聞留】

〘他マ下二〙 聞いて心にとめる。注意して聞く。聞きとめる。
紫式部日記(1010頃か)寛弘五年秋「ものをもききとどめじと思ひあなづらむぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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