耳塞(読み)みみふさぎ

精選版 日本国語大辞典 「耳塞」の意味・読み・例文・類語

みみ‐ふさぎ【耳塞】

〘名〙
和玉篇(15C後)「 ミミフサギ」
浮世草子三島暦(1691)三「はやうかほ見度候まま、ばんにはみみふさぎのため、はやうはやう御出たのみ参らせ候」

みみ‐ふたぎ【耳塞】

〘名〙
① 耳につけて飾りとするもの。中国で古く珠玉を用い耳飾りとしたもの。耳ふさぎ。〔十巻本和名抄(934頃)〕
② 同じ年齢の者が死んだ時、災い自分に及ばないように、鍋のふたや、ぞうり、握飯、餠、団子などを耳にあてたりするまじない。耳ふさぎ。

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普及版 字通 「耳塞」の読み・字形・画数・意味

【耳塞】じそく

耳垢

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