耐震建築(読み)タイシンケンチク

デジタル大辞泉 「耐震建築」の意味・読み・例文・類語

たいしん‐けんちく【耐震建築】

地震の際の震動に耐えうるように構築された建物

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精選版 日本国語大辞典 「耐震建築」の意味・読み・例文・類語

たいしん‐けんちく【耐震建築】

〘名〙 地震による災害に耐えることができる構造をもった建築。また、建築物。〔百万人の科学(1939)〕

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世界大百科事典(旧版)内の耐震建築の言及

【耐震構造】より

…日本の高層建築第1号の霞が関ビル以来,日本の60m以上の高層建築は,すべてこのような考え方によって動的耐震設計が行われている。
[耐震建築構造の発達]
 日本の伝統的な構造方式である木造建築は,柱と柱の間になげしや貫(ぬき)の横架材をかけわたし,さらに土壁を設けるなどにより,世界の伝統的建築の中では比較的地震に強いものであった。明治以後,とくに第2次大戦以後,屋根の軽量化や壁の中に筋かいを設けるなどの改良が加えられ,非常に耐震性の高いものになった。…

※「耐震建築」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」