老次(読み)おいなみ

精選版 日本国語大辞典 「老次」の意味・読み・例文・類語

おい‐なみ【老次】

〘名〙 (「なみ」は四段動詞「なむ(並)」の連用形名詞化順序段階、列の意) 年老いたころ老境
万葉(8C後)四・五五九「事もなく生き来しものを老奈美(おいナミ)にかかる恋をも吾(あれ)は会へるかも」

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