羽根川村(読み)はねがわむら

日本歴史地名大系 「羽根川村」の解説

羽根川村
はねがわむら

[現在地名]小見川町羽根川・入会地いりあいち

小見川村の南に位置し、北西黒部くろべ川が流れる。寛永二年(一六二五)知行宛行状に村名がみえ、高一四八石余が旗本坂部領となっている。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高一九四石余で旗本小野・大久保領の相給。幕末まで同じ相給支配。享保(一七一六―三六)頃は小野領一八六石余・大久保領一八石(「小見川領内諸事覚書」木内神社文書)。弘化二年(一八四五)の関東取締出役控帳では家数二八。用水虫幡むしはた村・山川やまがわ村・白井しらい村・下小川しもおがわ村、小見おみ(現山田町)とともに二股溝南井筋を利用。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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