羽交(読み)はがい

精選版 日本国語大辞典 「羽交」の意味・読み・例文・類語

は‐がい ‥がひ【羽交】

〘名〙
① 鳥の左右の翼が打ちちがうところ。
万葉(8C後)一・六四「葦辺行く鴨の羽我比(はガヒ)に霜降りて寒き夕へは大和し思ほゆ」
② 鳥のつばさ。はね。
※虎明本狂言・雁礫(室町末‐近世初)「そのかたはがひなり共くれひ、はぼうきにせうに」

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