義法(読み)ぎほう(はふ)

普及版 字通 「義法」の読み・字形・画数・意味

【義法】ぎほう(はふ)

正しい法則。〔墨子、非命中〕そ言談を出だし、學に由るの爲(た)るや、則ち而(もつ)て先づ義法を立てざるべからず。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の義法の言及

【桐城派】より

…安徽省桐城県出身の方苞(ほうほう)が基礎をつくり,継承者の劉大櫆(りゆうだいかい),姚鼐(ようだい)がいずれも同県出身のために,この名がある。明代の唐・宋派の系譜に立ち,宋学の学統を守る〈道の文学〉を目指して文章の〈義法〉,すなわち内面的理法と外形的法則の調和を説き,簡潔で質実な文章を書いた。劉大櫆は方苞に師事し,〈義法〉理論を拡大し,文章は〈神気〉である精神を主として,気分はこれを輔(たす)けると説き,文字の音調も重んじた。…

※「義法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」