羈客(読み)きかく

精選版 日本国語大辞典 「羈客」の意味・読み・例文・類語

き‐かく【羈客】

〘名〙 旅人。〔文明本節用集(室町中)〕
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一九「マルツラバースは異邦の羈客(キカク)、未だ国風に染まざるのみならず」

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普及版 字通 「羈客」の読み・字形・画数・意味

【羈客】ききやく

旅人。唐・温庭〔春日将(まさ)に東帰せんとす~〕詩 ほ喜ぶ、故人の先づ桂を折るを 自られむ、羈客ほ飄(へうほう)(漂泊の人)なることを

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