精選版 日本国語大辞典 「羅浮」の意味・読み・例文・類語
らふ【羅浮】
中国、広東省広州市の東、増城・博羅の県界にある山の名。東海からただよってきた浮山が、羅山と合体してできたと伝える。山麓は梅の名所で、隋の趙師雄がここで、夢に梅の精である美人に会ったという、柳宗元の「龍城録‐趙師雄酔憩梅花下」に見える故事で知られる。羅浮山。
※随得集(1388頃)竺仙和尚謝献盆紅白梅依韻以呈「紅者非レ謂二羅浮女一、白者豈曰二貌姑神一」 〔殷堯藩‐山中梅花詩〕
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