置鳥(読み)オキトリ

デジタル大辞泉 「置鳥」の意味・読み・例文・類語

おき‐とり【置(き)鳥】

近世祝宴、特に婚礼の席などの飾りとした雌雄の鳥。置きごいと対をなす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「置鳥」の意味・読み・例文・類語

おき‐とり【置鳥】

〘名〙 婚礼の席などに飾りものとして床(とこ)に置く雌雄の鳥。置鯉(おきごい)と対をなす。
※料理切形秘伝抄(1642‐59頃)包丁秘密「御座敷たて物の事、二重二合置鯉二つ置鳥(オキトリ)一番(つがい)はみ成にて鯉のたい魚なりにしてこい腹合也」

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