縦のものを横にもしない（読み）たてのものをよこにもしない

精選版日本国語大辞典「縦のものを横にもしない」の意味・読み・例文・類語

めんどうくさがって何もしない。〔俳諧・類船集（1676）〕

※浮世草子・諸道聴耳世間猿（1766）二「立な事横へもせず、顔も手足もむさし坊の居喰とはこれなんめり」

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めんどうくさがって何もしない。きわめて怠惰なさま。

[使用例] 他のことはタテのものをヨコにもしなかったが、料理だけはした［富岡多恵子＊餓鬼の晩餐｜1974］

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