縄どら(読み)なわどら

精選版 日本国語大辞典 「縄どら」の意味・読み・例文・類語

なわ‐どら なは‥【縄どら】

〘名〙 藁縄(わらなわ)をたばねてつくった、物をこすり洗うのに用いるたわし。なわだわし。なわだら。
浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)上「主君の頬(つら)のよごれけがれ、洗ふても濯(すすい)でもなはどらかけても落ぬが、眼にはかからぬか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android