編組(読み)ヘンソ

デジタル大辞泉 「編組」の意味・読み・例文・類語

へん‐そ【編組】

組み合わせること。
木綿糸絹糸などを細かく組み合わせて編み、電線絶縁のおおいとしたもの。
作戦配置上、いくつかの部隊を組み合わせること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「編組」の意味・読み・例文・類語

へん‐そ【編組】

〘名〙
① 組むことと、編むこと。組み合わせること。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三「麦藁の編組にて、帽を製し」
② 木綿糸、絹糸などの糸または軟銅線などの細い金属線を数本以上集めて縒り合わせたものを袋編みしたもの。電線の絶縁シールドのためのおおいとする。〔電気工学ポケットブック(1928)〕
③ 部隊の組織要領の一つ。いくつかの部隊を組み合わせて一時的に部隊を組織すること。〔作戦要務令(1939)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android