締付(読み)しめつけ

精選版 日本国語大辞典 「締付」の意味・読み・例文・類語

しめ‐つけ【締付】

〘名〙
① 強くしめること。圧迫すること。
※にんげん動物園(1981)〈中島梓〉一〇四「これを読んだらシメツケが一段と厳しくなりゃせんか」
囲碁で、二子(にし)以上の石を攻め取りになるように捨て、相手の石の外側を詰める手を利かせて外勢を張ること。シボリと関連することが多い。

しめ‐つ・ける【締付】

〘他カ下一〙 しめつ・く 〘他カ下二〙 強くしめる。力いっぱいにしめる。しっかりと結びつける。
平家(13C前)一一「いけどりにせられたりし侍ども廿余人、しろき直垂きて、馬のうへにしめつけてぞわたされける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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