線条体黒質変性症(読み)センジョウタイコクシツヘンセイショウ

デジタル大辞泉 「線条体黒質変性症」の意味・読み・例文・類語

せんじょうたいこくしつ‐へんせいしょう〔センデウタイコクシツヘンセイシヤウ〕【線条体黒質変性症】

多系統萎縮症の一病型。大脳基底核線条体黒質神経細胞変性・脱落していく病気動作緩慢、筋肉のこわばり、転びやすいなどパーキンソン病に似た症状で発症し、これに立ちくらみや排尿困難などの自律神経症状歩行障害や発音障害などの小脳性運動失調が加わって進行していく。50歳以降に発病することが多い。SND (striatonigral degeneration)。→オリーブ橋小脳萎縮症シャイ・ドレーガー症候群

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android