精選版 日本国語大辞典 「総体・惣体」の意味・読み・例文・類語
そう‐たい【総体・惣体】
[1] 〘名〙
① あるものの全体。物事のすべて。
※米沢本沙石集(1283)二「此の大海は水の惣体(ソウタイ)なる故に、如此の一切の善は、法性に帰す。法性は是れ諸善の惣体(ソウタイ)なる故に」
※申楽談儀(1430)能書く様「音曲に、一句一句の体を違へんとて、それ斗知りて、そうたいを知らず書かば」
② (━する) 全般的に見たり、考えたりすること。
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