続紙(読み)ぞくし

精選版 日本国語大辞典 「続紙」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐し【続紙】

〘名〙 つぎ合わせた紙。継紙(つぎがみ)
小右記‐寛弘二年(1005)二月八日「先是右頭中将取硯、続帋等置御前

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の続紙の言及

【手紙】より

…主として関東地方で,戦国時代に用いられている。 続紙(ぞくし)竪紙で長文にわたる場合,糊で継いだものをいう。 巻紙切紙を継いだが,江戸中期以降,薄い紙の既製のものを用い,これに淡色で模様を刷ったものもある。…

※「続紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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