絹垣(読み)キヌガキ

デジタル大辞泉 「絹垣」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐がき【絹垣】

絹のとばり神祭りなどの際、垣のように張りめぐらして囲うもの。
きんがい(絹垣)

きん‐がい【垣/錦蓋】

伊勢神宮遷宮のとき、御神体をおおう絹の布。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絹垣」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐がき【絹垣】

〘名〙
① 絹のとばり。神祭などの時に、垣のようにめぐらして囲うもの。あやがき。
古事記(712)中「亦其の山の上に、絁垣(きぬがき)を張り帷幕を立てて」
皇太神宮儀式帳(804)「人垣立て、衣垣曳て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android