細田遺跡・細迫遺跡(読み)ほそだいせき・ほそさこいせき

日本歴史地名大系 「細田遺跡・細迫遺跡」の解説

細田遺跡・細迫遺跡
ほそだいせき・ほそさこいせき

[現在地名]安佐南区佐東町八木

阿武あぶ山とじよう山をつなぐ鞍部にあり、ともに国鉄可部線と国道五四号バイパスに挟まれる。北側の細田遺跡からは壺形・甕形・鉢形などの弥生後期土器と土製人面が出土。南側の細迫遺跡からは、壺形・甕形・鉢形・蓋形・高坏形などの弥生後期土器と敲石と考えられる河原石や砥石が出土している(「広島県安佐郡佐東町細田遺跡・細迫遺跡調査概報」佐東町教育委員会・一九六八年)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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