細江神社(読み)ほそえじんじや

日本歴史地名大系 「細江神社」の解説

細江神社
ほそえじんじや

[現在地名]細江町気賀

気賀きが地内上町かみまちのうち、東西に走る国道三六二号の北側に鎮座する。祭神素戔嗚尊など。旧郷社。江戸期まで牛頭天王社・天王社とよばれたが、明治元年(一八六八)現社名に改称。社伝によると、明応地震の際の津波で浜名湖南岸にあった「角避比古神社」(「延喜式」神名帳にみえる浜名郡の名神大社)流失、神体が気賀けが村に漂着したのでこれを祀り、永正八年(一五一一)に現在地に社宮を建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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