細工貧乏人宝(読み)サイクビンボウヒトダカラ

デジタル大辞泉 「細工貧乏人宝」の意味・読み・例文・類語

細工さいく貧乏びんぼう人宝ひとだから

手先の器用な人は、他人には重宝がられるが、自分大成せず、常に貧乏しているということ。器用貧乏人宝

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精選版 日本国語大辞典 「細工貧乏人宝」の意味・読み・例文・類語

さいくびんぼう【細工貧乏】 人宝(ひとだから)

細工の上手な人は他人に重宝がられるが、器用な人間というだけで大成しないということ。細工貧乏器用貧乏
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第三八「花の木や細工貧乏人宝 夫山吹は小鋸なり」

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ことわざを知る辞典 「細工貧乏人宝」の解説

細工貧乏人宝

細工が上手で器用な人は他人には重宝されるが、本人は経済的に恵まれず大成もできない。

[類句] 器用貧乏

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