紫極(読み)シキョク

デジタル大辞泉 「紫極」の意味・読み・例文・類語

し‐きょく【紫極】

天帝の居る所の意の「紫微垣しびえん」から》天子居所禁中紫禁

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精選版 日本国語大辞典 「紫極」の意味・読み・例文・類語

し‐きょく【紫極】

〘名〙 (天帝の居る所といわれる紫微垣(しびえん)から) 天子の居所。王宮。禁中。また、帝位
続日本紀‐延暦四年(785)五月癸丑「詔曰。朕君臨紫極。子育蒼生」 〔傅玄‐朝会賊〕

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普及版 字通 「紫極」の読み・字形・画数・意味

【紫極】しきよく

天子の居所。唐・李白上皇南京に西巡するの歌、十首、十〕詩 劍閣の重關、蜀の北門 上皇の歸馬、雲の(ごと)く屯(たむろ)す 少長安に紫極を開き 日を雙(なら)び懸けて、乾坤を照らす

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