精選版 日本国語大辞典 「素引」の意味・読み・例文・類語
す‐びき【素引】
〘名〙
① 弓に矢をつがえないで試みに引くこと。弓の強さなどをためすために弦だけを引くこと。
※太平記(14C後)一七「其後百矢二腰取寄て、張がへの弓の寸引(スビキ)して」
※浄瑠璃・伊豆院宣源氏鏡(1741)五「箱王竹刀素引(スビキ)して」
③ 縄などをしごくこと。
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