純裏衣(読み)ひたうらのころも

精選版 日本国語大辞典 「純裏衣」の意味・読み・例文・類語

ひたうら‐の‐ころも【純裏衣】

〘名〙 表裏ともに同じ色の衣。ひたうらごろも。
万葉(8C後)一二・二九七二「赤絹の純裏衣(ひたうらのころも)長く欲り我が思ふ君が見えぬ頃かも」

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