紅炎・紅焔(読み)こうえん

精選版 日本国語大辞典 「紅炎・紅焔」の意味・読み・例文・類語

こう‐えん【紅炎・紅焔】

〘名〙
① くれないの炎。盛んに燃える炎。また、その色。
※車屋本謡曲・箙(1478頃)「悪風こうえんの旗をなびかし」 〔史延清‐明日賜百寮新火詩〕
太陽彩層から噴出している真赤な炎状の気体プロミネンス
断水の日(1922)〈寺田寅彦〉「太陽の黒点や紅焔やコロナを描いたものなどは丸で嘘だらけなものであった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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